BorgWarner


EFR 6758

250 - 500 HP

 

 

以前はKKKと呼ばれていたBorgWarnerのターボは近年アフターマーケットを強く意識した商品を開発し、ラインナップの充実化を図っていることから日本でも最近使用するユーザーが急速に増えています。

BorgWarnerのターボにはEFRシリーズと廉価版のAirWerksシリーズがあります。

EFR(Engineered For Racing)シリーズの特徴は以下となります。

・軽量且つ強靭なガンマ-チタン製タービンホイールを採用。

・耐久性に優れたメタルケージ製デュアルセラミックボールベアリングを採用。

・コンプレッサーリサーキュレーションバルブ(CRV)、いわゆるブローオフバルブが、コンプレッサーハウジングに内蔵されています。

 

・電気式過給圧制御のソレノイドバルブ(BCSV)をコンプレッサーカバーに一体化させています。

アルミ製ベアリングハウジング(CHRA)が選択可能。

・ステンレス鋳鋼タービンハウジングの採用 

 

《boost magicの見解》

 このEFR6758 はT25フランジのタービンハウジングが選択可能で、ウエストゲートバルブ内蔵タイプ(いわゆるアクチュエーター式)タービンハウジングなので、SR20搭載のS15シルビア等の純正エキマニに装着が可能です。レスポンス重視であればA/R0.64がお勧めですが、高回転&高出力を狙うのであればA/R0.85がお勧めです。しかしいずれにしても標準のアクチュエーターでは柔らかすぎるので強化アクチュエーターが必要です。

タービンハウジングのウエストゲートバルブ(スイングバルブ)のポートの形状や方向などは非常に考えて設計されており、その後のGarrett Gシリーズの形状にも影響を与えていると思います。